新潟県妙高市（旧矢代村地域）は標高200ｍ以上。
ひと昔前、冬の間は玄関が雪に埋もれ使えず2階の窓より出入りしていたほどの日本でも有数の豪雪地域です。
日本百名山にも選ばれている、妙高山（標高2,454m）火打山（2,464ｍ）は、春夏秋冬いろいろな顔を魅せています。
矢代米は、日本有数の豪雪地帯、新潟県の頚城三山最高峰火打山と新井大毛無山麓より流れる矢代川の雪解け水と、
肥沃な大地で育ったお米です。
夏場の昼夜の気温差は、飴色の輝きと炊きたての香り、つや、うまみをひき出し、 全国の中でも屈指のコシヒカリの適地であり産地です。
この環境は『魚沼地区』の環境と似ており、魚沼に次ぐ1等米産出率を記録する程です。
また、その根底には秋の収穫後も休む間も無く、稲わらを田んぼに「すき込み」、翌年に向けて土壌造りに取り掛かる作り手の努力も、
おいしい米作りに欠かすことの出来ない必要条件です。
お米の特徴として、炊き上がりは食欲をそそる香りがたち、お米一粒一粒に光沢のある艶があり、
噛んだときの粘りが強く、甘みがあってご飯だけでも美味しいお米です。冷めてからもふっくらしっとりが維持します。
生産者の高齢化と小規模農業による不採算性で離れていく『幻』のような矢代米を、特に熱心な生産者の圃場を特定して
『新潟県認証特別栽培米』にも登録した安全安心なお米です。
矢代米は、最高の環境と最高の造り手が造り出した、まさに究極の銘米です。